ARアプリをリリースした後のコストについて

世界を拡張する注目の新技術「AR」

リリース後のコストについても考えておこう

リリース後のコストについても考えておこう

あらゆることを想定しておこう

リリース後のことも考えておくこと

ARアプリはリリースして終わりではなく、その後のことについてもしっかり考えておかなければなりません。どのようなジャンルであっても、リリース後の修正や機能改善は必須ですよ。分かりやすいものでいえばゲームアプリでしょうか。リリース後のバグ修正、新キャラクター・新機能の追加などは必ず行われていますよね?リリース後に不具合があっても修正されず、新たな機能が追加されなければユーザーは離れていってしまいます。そのため、開発段階ではリリースまでをある程度の目標とするものの、その後の運用についても考えておく必要があるのです。
ユーザーの声に応じて修正をしようとしても、自分の手が回らなければ修正作業はできません。また、運用後のコストをあらかじめ予算に組み込んでいないと、後々大変なことになってしまいます。逆にいえば、ユーザーの要望にしっかり対応していけば、アプリの人気は着実に伸びていきますよ。人気になればおのずと収益も増え、継続して開発を続けていく体制を整えられます。

リリース後にかかるコスト

リリース後の運用コストとしてまず挙げられるのが「サーバーのレンタル費用」です。アプリの運用には必ず毎月のサーバー代が必要ですよね?コストを抑えるために低価格のサーバーを選ぶのもアリですが、質や耐用性が低すぎると通信エラーを引き起こす可能性があります。メディアに取り上げられた際など、とあるきっかけで一気にアクセスが集中する可能性もあります。あらゆる可能性を加味して最適なサーバーを選択しましょう。
次に「ドメイン費用」です。ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。近年はSNSでリンクをシェアする機会も多いので、人の目に直接触れることを意識しておきましょう。「.jp」など信頼性の高いドメインならユーザーも安心してアクセスしてくれますよ。
「アプリの不具合への対応費用」も必須です。リリースしてから初めて不具合や改善点が判明することもあります。その際に早急に対応するためにも、すぐに改修に回せる費用を用意しておきましょう。併せて「アプリのアップデート費用」も用意しておいてください。スクラッチ開発かそうでないかで工数や金額が大きく変わるので、事前に計算しておきましょう。
最後に「OSのアップデートへの対応費用」も忘れないでくださいね。OSがアップデートされた影響でアプリが正常に起動しないなどのトラブルが発生するかもしれません。アップデートによって起こる不具合はユーザーの多くが影響を受けます。定期的に行われるものなので、何か問題があった際に素早く対応できるようにしておきましょう。

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